【実体験】言いたいことが言えない「しんどい」を卒業。人間関係をラクにする伝え方のコツ
「職場のミーティングで意見が言えず、後でモヤモヤする」 「相手の頼みを断れなくて、自分ばかり仕事が増えてしんどい」 「伝え方を間違えて、相手を怒らせてしまったらどうしよう……」
日々の生活や仕事の中で、こんな風に「言いたいことが言えない」ストレスを抱えていませんか?
こんにちは、さおちるです。私は看護師として精神科での勤務経験を経て、現在は公認心理師としてメンタルヘルス支援に取り組んでいます。
実は私自身、もともとコミュニケーションが得意な方ではありませんでした。
1. 「周りにどう思われるか不安」だった私
以前の私は、自分の意見を伝えるのがとても苦手でした。 なぜあんなに言えなかったのだろうと振り返ると、一番は「周りにどう思われるかが不安だった」からだと思います。
「こんなことを言ったら、わがままだと思われるかも」 「断ったら、関係が悪くなるかもしれない」
そんな不安から、つい自分の気持ちを飲み込んでしまい、後で一人で「しんどいな」と感じる日々を過ごしていました。しかし、心理学を学び、「アサーション」という考え方に出会ったことで、少しずつ変化が訪れたのです。
2. アサーションとは?「自分も相手も大切にする」黄金バランス
アサーション(Assertion)とは、一言で言うと「自分も相手も大切にする自己表現」のことです。
コミュニケーションには3つのタイプがあると言われています。
- 非主張型(パッシブ): 自分を後回しにして飲み込んでしまう
- 攻撃型(アグレッシブ): 相手を威圧して自分の意見を押し通す
- アサーティブ: 自他尊重のバランス型。自分の気持ちを率直に伝えつつ、相手も尊重する
かつての私は「非主張型」でしたが、アサーティブな伝え方を意識することで、人間関係が驚くほどスムーズになりました。
3. 私が実践して効果があった「伝え方」のコツ
私が実際に意識してきたのは、「相手のことを考えつつ、自分の思いを言語化し、代替案を出す」ことです。
① 自分の考えを「言語化」して伝える
「なんとなく嫌だ」という感情をそのままにするのではなく、「私はこう思っています」と言葉にして伝えてみました。自分の思考を言語化できると、自然と自己開示(自分の心を開くこと)ができるようになります。すると、相手も「そうだったんだね」と、こちらの状況を理解してくれるようになりました。
② 「代替案」を提示する
特に難しい提案を断る時は、ただ「無理です」と言うのではなく、「〇〇は難しいですが、△△なら可能です」と代替案を添えるようにしました。
これらを繰り返すうちに、相手からも誠実な対応をしてもらえることが増え、あんなに怖かった人間関係の悩みが劇的に減っていったのです。

4. 今日からできる!アサーティブな公式「DESC法」
具体的な「伝え方のテンプレ」としておすすめなのが、DESC(デスク)法です。
- D:Describe(描写):客観的な事実だけを伝える
- E:Explain(説明):自分の主観的な気持ちを表現する
- S:Specify(提案):具体的な解決策やお願い、代替案を出す
- C:Choose(選択):相手の反応に合わせて、次の行動を選ぶ
【例:急な仕事を頼まれた時】 「今、別の急ぎの案件を抱えています(D)。このままだとミスをしてしまいそうで不安です(E)。今日は難しいですが、明日の午前中なら対応できます(S)。それでよろしいでしょうか?(C)」
5. まとめ:言語化は自分を守る第一歩
言いたいことが言えないときは、心がしんどくなってしまいます。でも、勇気を出して自分の考えを言葉にしてみると、相手からの反応は驚くほど変わります。
「自分の考えを言語化し、自己開示すること」。
それは相手を尊重することであると同時に、あなた自身を大切にすることでもあります。
「どうしても人間関係がしんどい」「自分の癖をじっくり見直したい」という方は、ぜひ専門家への相談も検討してみてくださいね。私も看護師・公認心理師としての経験を活かし、あなたの「心地よいコミュニケーション」を全力でサポートします。
